【6月14日 AFP】サッカードイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は13日、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に所属する日本代表DF伊藤洋輝(Hiroki Ito)を獲得したと発表した。契約期間は2028年まで。移籍金は3000万ユーロ(約50億6000万円)と伝えられている。

 電撃移籍を果たし、バイエルンの今移籍市場の補強第1号となった伊藤は「世界最大のクラブの一つでプレーできることになり非常に光栄」「自分の役割を果たし、FCバイエルンで多くのトロフィーを獲得したい」とコメントした。

 25歳の伊藤は、Jリーグ1部(J1)のジュビロ磐田(Jubilo Iwata)から1年の期限付き移籍を経て2022年にシュツットガルトへ完全移籍すると、当時の移籍金は100万ユーロにも満たなかったが、昨季はバイエルンより一つ上の2位に入る躍進を果たしたチームに大きく貢献していた。

 主戦場となるのはセンターバック(CB)だが、左サイドバック(SB)やボランチとしてもプレーすることができ、シュツットガルトでは通算97試合に出場し、2得点を記録した。

 バイエルンのスポーティングディレクター(SD)を務めるマックス・エベール(Max Eberl)氏は「洋輝はわれわれが求めているものを全て備えている。彼は挑戦を恐れず、それを乗り越え、自分の道を切り開き続ける選手」「身長も高く、積極的で、力強い左足を持っている。パスも素晴らしく、守備では左サイドと中央の両方でプレーできるなど万能だ」と評価し、「彼はわれわれを本当にすぐに強化してくれるだろう」と期待した。

 伊藤は日本代表では2022年にデビューを果たし、これまで19試合に出場して1ゴールを挙げている。(c)AFP