【6月13日 AFP】欧州陸上選手権(European Athletics Championships 2024)は12日、各種目の決勝が行われ、男子棒高跳びではアルマンド・デュプランティス(Armand Duplantis、スウェーデン)が3連覇を果たした。

 東京五輪金メダリストで、世界陸上(World Athletics Championships)でも2度の優勝を誇るデュプランティスは、自らが持つ大会記録を5センチ更新する6メートル10で優勝。その後自身が持つ世界記録6メートル24の更新に挑戦したが、惜しくも記録は伸ばせなかった。

 一方男子1500メートルでは、ヤコブ・インゲブリクトセン(Jakob Ingebrigtsen、ノルウェー)が3分31秒95の大会新記録で優勝を飾り、大会史上最も成功を収めた男子選手となった。

 この種目の東京五輪金メダリストである23歳のインゲブリクトセンは、今大会で5000メートルとの2冠を達成。自身3度目となる欧州2冠で、大会の通算金メダル数は6枚となった。

 これまでの男子選手の最多金メダル獲得数は、モハメド・ファラー(Mohammed Farah、英国)、ロジャー・ブラック(Roger Black、英国)、ハラルト・シュミット(Harald Schmid、旧西ドイツ)の5枚となっていた。(c)AFP