【6月12日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の次男ハンター(Hunter Biden)氏(54)が薬物依存を隠して拳銃を購入・所持したとして、デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)の連邦地裁の陪審は11日、有罪評決を下した。現職大統領の子が有罪となるのは米史上初めて。大統領選への影響は避けられないとみられる。

 ハンター氏は2018年に銃を購入した際、薬物の違法使用をめぐり虚偽の申告をした罪や、銃の不法所持の罪に問われていた。陪審は三つの罪状すべてで有罪とした。

 量刑は後日、言い渡されるが、最長で25年の禁錮刑となる可能性がある。ただ初犯であるため、実刑を免れる公算が大きい。期日は指定されなかったが、数か月後とみられる。

 バイデン大統領は有罪評決が出た後、「結果を受け入れる。ハンターは控訴を検討しているが、司法プロセスを引き続き尊重する」との声明を発表した。

 ハンター氏はカリフォルニア州で税逃れの罪でも起訴されている。民主党としては、選挙戦ではドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領が大統領経験者として初めて有罪評決を受けたことに照準を合わせようとしていたが、様相は複雑化してきた。(c)AFP/Ryan Collerd with Chris Lefkow in Washington