【6月10日 AFP】米国のジェイク・サリバン(Jake Sullivan)大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は9日、ウクライナ東部ハルキウ(Kharkiv)州でロシア軍の進撃が「止まった」との認識を示した。米政権はウクライナに対し、供与した武器をロシア国内への攻撃に使用することを一部解禁していた。

 サリバン氏はCBSテレビに対し、「(ロシア軍の)ハルキウにおける作戦の勢いが止まった」と指摘。「ハルキウはなお危険な状況にあるが、ロシアはここ数日、同地で有用な進捗(しんちょく)を遂げられていない」と語った。

 米政権は先に、ロシア国境に接するハルキウ州の防衛に向け、米国が供与した兵器をロシアに向けて使用することを容認した。これまでは、そうした攻撃は北大西洋条約機構(NATO)をロシアとの直接戦争に引きずり込む恐れがあるとして認めてこなかった。

 サリバン氏は「米大統領からすればこれは当然のことだ」とし、「自分たちを攻撃してくる重火器や砲台に対する国境を越えての攻撃をウクライナに認めないのは筋が通らない」と述べた。(c)AFP