パオリーニがダブルスでも決勝進出 全仏OP2冠へ前進
発信地:パリ/フランス
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【6月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2024)は7日、女子ダブルス準決勝が行われ、シングルスで決勝進出を決めているジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)がサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)とのペアで、マルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)/エレナ・ガブリエラ・ルセ(Elena-Gabriela Ruse、ルーマニア)組に1-6、6-4、6-1で逆転勝利を飾り、決勝に駒を進めた。
28歳のパオリーニは、四大大会(グランドスラム)のシングルスでは今年に入るまで一度も2回戦を突破したことがなく、ダブルスで3回戦を突破したのも今大会が初めてとなっていた。
8日のシングルス決勝で大会2連覇中の優勝候補イガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)に挑むパオリーニは、女子では2021年大会でバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)が達成して以来の単複2冠を目指す。クレイチコバのこの快挙は、2000年のマリー・ピエルス(Mary Pierce、フランス)以来となっていた。
第11シードのパオリーニ/エラーニ組は決勝で、第5シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)/カテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)組と対戦する。(c)AFP