【6月6日 CGTN Japanese】中国国内の主要独立系自動車メーカーはこのほど5月の販売データを発表し、多くのブランドの新エネルギー車の販売台数が過去最高記録を更新したことが分かりました。独立系自動車ブランドは、海外市場の拡大に向けた取り組みをそれぞれ強化しています。

 BYD(比亜迪)、蔚来(NIO/ニーオ)、広汽埃安(広州汽車集団傘下の新エネルギー車メーカー)などの主要新エネルギー車企業10社近くは、このほど5月の新車納車台数を発表し、多くの企業で新エネルギー車の販売台数が前年同期比20%以上増えていることが分かりました。うちBYDの販売台数は33万台を上回り、プラグインハイブリッド車の販売台数は18万4000台を超えています。

 中国国内市場とともに、多くの新エネルギー車企業は5月に海外市場の拡大を強化しました。今年1~5月、中国第一自動車グループのブランド・紅旗は9800台を輸出し、前年同期より141%増えました。これまで同社はノルウェー、オランダ、サウジアラビアなど28か国・地域に製品を輸出し、海外に設立した店舗数は128に達し、輸出販売台数は3年連続で倍増しています。

 一方、広汽埃安の5月の世界全体での販売台数は4万台を超え、海外市場での販売が急増しています。同社は5月23日にネパールの首都カトマンズでブランドを立ち上げ、タイ、カンボジア、インドネシア、シンガポールなどの海外市場への進出を相次ぎ完了させました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News