重賞優勝馬の精子を無断販売、2人を捜査 伊
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【6月5日 AFP】イタリアで、現役時代に重賞レースも制した種牡馬「バレンヌ(Varenne)」の精子を馬主に無断で販売した容疑で、2人が捜査対象となっている。両容疑者の弁護人の一人が4日、明らかにした。
バレンヌは、2001年と2002年にフランスの繋駕速歩(けいがそくほ)競走「アメリカ賞(Prix d'Amerique)」も制した。2002年に引退し、現在は29歳となっている。
捜査を受けたのは、バレンヌの種付けを管理する企業「バレンヌ・フォーエバー(Varenne Forever)」の代表、ワルテル・フェレロ(Walter Ferrero)容疑者と、バレンヌが暮らすトリノ(Turin)近郊の種牡馬繋養牧場の代表、ロベルト・ブリスケット(Roberto Brischetto)容疑者。
2人は真の馬主である「バレンヌ・フューチャリティー(Varenne Futurity)」に無断で、バレンヌの精子をブリーダー(生産者)に販売した疑いを掛けられている。2人は自らが馬主であるかのように装い、ブリーダーと直接契約していたとされる。
トリノ検察はすでに捜査を終えており、裁判官が今後、公判開始に足る証拠があるか否かを審査する。
トリノの地方紙スタンパによると、2人は2018年以降、バレンヌ産駒「数千頭」を違法に生み出した。売り上げは、2018年だけでも20万ユーロ(現在のレートで約3380万円)に上ったとされる。(c)AFP