【6月3日 AFP】7人制ラグビーのワールドラグビーセブンズシリーズは2日、マドリード大会の最終日が行われ、男子決勝でフランスはアントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)の活躍もあり、19‐5でアルゼンチンを下して初優勝を飾った。

 15人制ラグビーの仏代表主将で、今夏のパリ五輪の注目選手の一人であるデュポンは、決勝の後半から出場すると母国のシリーズ初優勝に貢献した。

 今季シリーズで総合首位に立つアルゼンチンに予選リーグでは12‐26の敗戦を喫していたフランスだったが、この日は20分の試合を通じてより落ち着いたプレーを見せた。

 3大会の出場にとどまったものの、今季のルーキー・オブザイヤーに選出されたデュポンは、「正直なところ最初の大会の前は少し不安だったから、懸命に練習をした。良いチームスピリットがあって、なじむのは簡単だった」と振り返った。

 母国での五輪については「とてつもない大会になるだろう。7月に優勝できるように頑張りたい」と述べた。(c)AFP