【6月3日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2024)は2日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-3、6-3、6-1で第21シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)を下し、準々決勝進出を決めた。

 大会1週目のスケジュールに大きく影響したしつこい雨がようやく弱まり、メインコート2面の屋根が開く中で、アルカラスは34本のウイナーを奪取。今大会最高のプレーを見せて3年連続のベスト8入りを決め、絶好調へ向かいつつあることをうかがわせた。前腕の負傷で大会前は1か月近く戦列を離れていたが、パリでは本来の自分に近づいている感触があると話している。

 アルカラスは準々決勝で第9シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と対戦する。チチパスとの直接対決はクレー3勝を含めて過去5戦全勝で、1年前の全仏オープン準々決勝でもストレート勝利を収めている。

 チチパスは3-6、7-6(7-4)、6-2、6-2でマッテオ・アルナルディ(Matteo Arnaldi、イタリア)を退けた。第2セットで4本のセットポイントをしのいだことが試合の分岐点になった。

 第2シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)は2-6、6-3、6-2、6-1でコランタン・ムテ(Corentin Moutet、フランス)を下した。自身初の四大大会(グランドスラム)8強を目指して気合の入っているムテに開始から5ゲームを連取されて今大会初めてセットを落としたが、次第に落ち着きを取り戻すと相手の脅威を抑え込んで勝利。一方これで、男子シングルスから地元フランス勢は全員姿を消すことになった。

 今季まだ2敗しかしていないシナーは、決勝に進出すればノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に代わって世界ランキング1位に浮上する。準々決勝ではグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と対戦。ディミトロフはホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)にストレートで勝利した。(c)AFP/Martyn WOOD