【6月2日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を2回制しているジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が、トルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)の新指揮官に就任することとなった。本人が1日に明かした。

 ポルト(FC Porto)とインテル(Inter Milan)でチャンピオンズリーグを制覇し、他にチェルシー(Chelsea)、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)、レアル・マドリード(Real Madrid)を指揮したモウリーニョ氏は、今年1月にイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)の監督を解任されていた。

 モウリーニョ氏はフェネルバフチェの公式X(旧ツイッター)で「ファンのみなさん、こんばんは。あした(クラブの拠点がある)カドゥキョイ(Kadikoy)で会い、一緒に旅を始めよう」とコメントした。

 モウリーニョ氏は同日に欧州チャンピオンズリーグ決勝の解説をTNTスポーツで務めた際、フェネルバフチェの指揮官就任を認めた。報道では、契約期間は2年とされ、2日に正式に就任が発表されるという。イスタンブール3強の一つであるフェネルバフチェだが、ここ10シーズンはリーグ優勝から遠ざかっている。

 ローマでは2021-22シーズンにカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)を制し、翌シーズンにヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)で準優勝したモウリーニョ氏だが、今季はリーグ9位と低迷していた1月時点で2年半率いたローマを解任された。(c)AFP