「パンダ外交」復活 中国、米首都の動物園に2頭貸与へ
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【5月30日 AFP】米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園(Smithsonian's National Zoo)が年内に中国からパンダ2頭を迎えることになった。ジル・バイデン(Jill Biden)大統領夫人と当局が29日、明らかにした。このサプライズ発表は、「パンダ外交」の新時代の到来を告げるものだ。
同園によると、10年間の繁殖研究協定に基づき貸与されるのは、雄のバオリー(Bao Li)と雌のチンバオ(Qing Bao)。バオリーの母親は同園で2013年に生まれた。
ジル氏は「子どもたちが近隣だけでなく遠方からも国立動物園にやって来て、再びジャイアントパンダの愛らしく楽しい冒険を楽しめることをとても楽しみにしている」とX(旧ツイッター)に投稿した。
米中間の緊張が高まる中、スミソニアン国立動物園は昨年11月にパンダ3頭を中国に返還。米国内に残るパンダは残りわずかとなっていた。
だが、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は昨年11月、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領との首脳会談で、「中米両国民をつなぐ親善大使」として新たなパンダの貸与を示唆していた。
米ホワイトハウス(White House)は、パンダをもっと貸与してもらえるとうれしいと述べた。(c)AFP/Frankie TAGGART