【5月31日 Xinhua News】中国が独自に開発、設計したタンク容量17万5千立方メートルの液化天然ガス(LNG)輸送船が27日、造船大手、中国船舶集団(CSSC)傘下の大連船舶重工集団のドックから出た。同船は常温・常圧下で気体の天然ガスを氷点下163度まで冷却、液化して輸送する特殊な構造と設備を備え、LNGサプライチェーン(供給網)の重要な一翼を担う。

 同船は大連船舶重工集団が建造を請け負った初の大型LNG船で、船体は全長295メートル、型幅46・4メートル、型深さ26・2メートル、満載喫水11・5メートル、設計航海速力19・5ノット、液体貨物のタンク総容量は17万5千立方メートル。世界中のほとんどの大規模陸上LNG基地に接岸でき、LNG基地について非常に優れた汎用性や互換性を持つ。

 また安全性と安定性が高く、輸送中のLNGの損失が少ないという特長を持つ。さらに、最新型のLNG二元燃料低速メインエンジンを搭載。燃料油モードと天然ガスモード共に国際海事機関(IMO)の最も厳しい排出基準を満たし、高い省エネ性能と環境保護性能を備えている。

 ドックを出た後、同船は水上係留の試運転と貨物格納システム(CCS)の搭載段階に入り、引き渡しは来年8月を予定している。(c)Xinhua News/AFPBB News