【5月31日 東方新報】上海市の中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区で米国EV車メーカー「テスラ(Tesla)」のエネルギー貯蔵プラント建設工事が23日に着工した。

 このプラントは米国のEV車メーカーにとって初の国外施設となる。約20万平方メートルをカバーするこのプラントは、2025年1四半期に量産を開始する予定だ。

 このプラントでは、大規模なエネルギー・プロジェクト向けに設計された先進的なバッテリーシステムであるメガパック・ユニットを年間1万個生産する予定で、これは約40ギガワットアワーのエネルギー貯蔵容量に相当する。

 1個のメガパックで3メガワットアワー以上の蓄電が可能だ。新プラントは必要不可欠なエネルギーの貯蔵と送電網のサポートを提供する。

 臨港新片区党工作委員会の呉暁華(Wu Xiaohua)副書記は23日の起工式で「テスラ社と新片区との交渉は合意するまでわずか1か月しかかからなかった」と述べ、「テスラの新プラントが、臨港新片区が世界をリードする企業の拠点、国際的に影響力のある産業イノベーションの高地、グリーン転換とローカーボン発展の実証ゾーンに成長する象徴的な役割を果たすことを期待している」と強調した。

 テスラのマイケル・シュナイダー(Michael Snyder)上級副社長は、起工式にオンラインで参加し、「メガパックシステムは世界中の顧客の多様なエネルギー需要を満たすことができ、世界のグリーンエネルギー開発を促進することができる」とスピーチした。

 このプラントの総投資額は14億5000万元(約313億8960万円)と見積もられている。(c)東方新報/AFPBB News