【5月29日 AFP】元米国連大使のニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)氏が、イスラエル軍の砲弾に「やつらにとどめを」の文字を書く様子を撮影した画像が拡散している。

 画像は、訪問先のイスラエル北部、レバノンとの国境地帯で撮影された。同行したイスラエルのダニー・ダノン(Danny Danon)前国連大使(現国会議員)が撮影し、28日にX(旧ツイッター)に投稿された。

 ダノン氏は、「『やつらにとどめを』。これは友人であるニッキー・ヘイリー元国連大使が書いたものだ」と説明。画像には、しゃがんだヘイリー氏が紫のマーカーペンで砲弾に文字を書く様子が捉えられている。

 タカ派として知られるヘイリー氏はドナルド・トランプ(Donald Trump)政権下で国連大使を務め、ダノン氏とも任期が重なった。今年の米大統領選の共和党候補者指名争いに挑んだが、トランプ氏優勢の前に3月に撤退。先週には、大統領選では「トランプに投票する」と表明していた。(c)AFP