インド首都で気温49.9度 観測史上最高
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【5月29日 AFP】インドの首都ニューデリーで28日、観測史上最高気温となる49.9度が記録された。インド気象局(IMD)によると同日の予想最高気温を9度上回った。予報では29日の気温も同程度まで上がるとみられ、警報が発令されている。
ニューデリー当局は、人口3000万を超える首都の水不足についても警告している。
主要紙インディアン・エクスプレスによると、アティシ・マリーナ(Atishi Marlena)水資源相は、多くの地域で水の供給を減らし、1日当たり15~20分しか供給されていない地域に給水するなど、さまざまな対策を講じていると主張している。
大方の見方では、猛暑をもたらしている要因は北西部ラジャスタン(Rajasthan)州から吹いてくる熱風だ。同州の28日の気温は、国内最高の50.5度を記録した。
同州の砂漠地帯ファローディ(Phalodi)では、2016年にインド観測史上最高の51度が記録されている。(c)AFP