【5月27日 AFP】ロードレース世界選手権、第6戦カタルーニャGPは26日、MotoGPクラス決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)の王者フランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が優勝を飾り、総合首位に立つプラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)とのポイント差を縮めた。

 バニャイアは首位を走行していたマルティンを追い上げると、20周目のターン5で逆転。これに対応しきれなかったマルティンを抑えたバニャイアは、2秒近い差をつけて今季3勝目を挙げた。総合争いではそのポイント差を39に詰めている。

 グレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)は、今週初めに今季限りでの引退を表明したアプリリア(Aprilia)のアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)を抑え込み、3位に入った。

 マルケスはマルティンと41ポイント差で総合3位につけている。(c)AFP