【5月27日 AFP】23-24NBAは26日、ウエスタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)が行われ、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)が116-107でミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)に勝利し、3勝0敗としてファイナル進出に王手をかけた。

 ルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)とカイリー・アービング(Kyrie Irving)が二人で合計66得点を稼ぎ、チームをホームで勝利に導いた。

 ティンバーウルブズのホームで行われた第2戦までは合計4点の僅差でマーベリックスが連勝を飾っていたが、場所を変えて迎えたこの日の第3戦も熱戦となった。

 試合は87-87の同点で第4クオーターに突入すると、その後リードするチームが7度入れ替わる展開となったが、最後はドンチッチとアービングが12-3のランをけん引し、マーベリックスが勝利を収めた。

 ドンチッチは最終的に33得点、7リバウンド、5アシストを記録。アービングも33得点を挙げ、第4クオーターだけで14点を入れた。その他ではPJ・ワシントン(P.J. Washington)が16得点をマーク。ワシントンは残り3分38秒で107-104と勝ち越す3ポイントシュートを決め、チームはそこから一度もリードを許さず逃げ切った。

 ティンバーウルブズはアンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)が26得点を決めたが、第4クオーターはわずか4得点に終わり、カール・アンソニー・タウンズ(Karl-Anthony Towns)も第4クオーターで4本すべてのシュートを外した。

 マーベリックスは28日の第4戦でシリーズ勝利を目指す。NBAのプレーオフで0勝3敗から逆転突破したチームは存在しないが、ドンチッチは「彼らは素晴らしいチーム。まだ何も終わっていない」と気を引き締めていた。(c)AFP