【5月27日 AFP】ジャパンラグビーリーグワンは26日、プレーオフ決勝が東京・国立競技場(Japan National Stadium)で行われ、東芝ブレイブルーパス東京(Toshiba Brave Lupus Tokyo)が24‐20で埼玉パナソニックワイルドナイツ(Saitama Panasonic Wild Knights)を下し、優勝を飾った。

 オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のリッチー・モウンガ(Richie Mo'unga)は加入1年目でチームを優勝に導いた。スーパーラグビー(Super Rugby )のクルセイダーズ(Crusaders)で7連覇を果たしているモウンガは、5万5000人以上の観客の前で新たな優勝メダルをコレクションに加えている。

 ここ4シーズンで3度目の優勝を目指したワイルドナイツを相手にしたブレイブルーパスは、一進一退の攻防の末、終盤に途中出場の森勇登(Yuto Mori) が決勝トライを決めて番狂わせを果たした。

 ワイルドナイツは最終盤に長田智希(Tomoki Osada)がトライを決めて逆転勝利を収めたかに思われたが、その前段階のプレーでフォワードパスがあったとテレビジョン・マッチ・オフィシャル(TMO)に判定された。(c)AFP