【5月27日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2024)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-1、6-2、6-1で世界ランキング107位のラッキールーザー、JJ・ウルフ(J.J. Wolf、米国)を下し、初戦突破を果たした。

 アルカラスはこれで四大大会(グランドスラム)1回戦での成績を13戦全勝としている。

 前哨戦のイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2024)を欠場することになった右腕のけがの影響も全く見せず、ウイナー27本、サービスブレーク9回を記録して完勝した。

 試合後には「ベストの状態になるために、そこまで多くの試合は必要ない」とした上で、「今週(全仏オープンが行われている)パリで多くのトップ選手と練習し、前腕の調子もどんどん良くなってきている」と明かし、「この大会に来るまで自信はあまりなかったが、1週間の練習とこの1回戦を経て自信は高まっている。おそらく期待も大きくなった」と話した。

 次戦は予選勝者のイェスパー・デ・ヨング(Jesper de Jong、オランダ)と対戦する。(c)AFP