【5月26日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2023-24)は25日、決勝が行われ、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は10人になりながらもカイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)を1‐0で下し、ブンデスリーガ1部との2冠を達成した。

 4月中旬にリーグ制覇を遂げたレバークーゼンは、前半終盤にオディロン・コスヌ(Odilon Kossounou)が退場処分を受けて2部所属のカイザースラウテルンを相手に苦しめられたが、グラニト・ジャカ(Granit Xhaka)が16分に左足で決めた美しいミドルシュートが違いを生み出した。

 22日のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)決勝でアタランタ(Atalanta)に敗れ、51試合のシーズン無敗記録が途切れて3冠の希望もついえていたチームは、見事な立ち直りを見せた。

 レバークーゼンのシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)監督は独公共放送ARDに対し、「最後にこのような勝利を収めて、われわれはチームスピリットを示した。ファン、クラブ、みんなのために懸命に戦った。2冠達成。素晴らしいシーズンだった」と述べた。(c)AFP