【5月25日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)の審判買収疑惑に関連し、同国バルセロナの裁判所は24日、クラブに対する贈賄の告発を棄却し、ジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長への捜査を打ち切った。

 バルセロナは1994年から2018年にかけて、スペイン審判技術委員会の元副会長が所有する会社に730万ユーロ(約12億4000万円)以上の金銭を支払っており、クラブのジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)とサンドロ・ロセイ(Sandro Rosell)両元会長らは、依然として捜査対象となっている。

 検察側は、バルセロナが同委員会のホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ(Jose Maria Enriquez Negreira)元副会長の会社に金銭を支払い、審判の判定に影響を与えようとしていた疑いがあると主張していた。一方のバルセロナは金銭を支払っていた理由について、判定に関する助言をもらうことなどが目的だったと説明していた。

 バルセロナは今回の判断を受け、「われわれは裁判所を通じて(この問題が)全面的に明確になり、クラブの完全な潔白が証明されることを引き続き確信している」と述べた。

 裁判所は、審判技術委員会の副会長を務めた期間のネグレイラ氏の地位は「公人」には当たらなかったと判断し、バルセロナに対する贈賄の告発を棄却した。ネグレイラ氏は2001年から08年にかけて同委員会の副会長を務めた。(c)AFP