【5月24日 AFP】イランのイブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)大統領が23日、故郷の北東部マシャド(Mashhad)に埋葬された。葬列には多数の市民が加わり、数日間にわたる葬儀が終了した。ライシ氏は、今月19日に起きたヘリコプターの墜落事故で死亡した。

 葬列は、北西部タブリーズ(Tabriz)、コム(Qom)や首都テヘランなどを巡った。各地で多数の市民がライシ氏に最後の別れを告げた。

 テヘランで22日に執り行われた式典では、最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師による祈りがささげられた。ハメニイ氏は、ライシ氏と墜落したヘリコプターに同乗していた側近7人のひつぎの前でひざまずいた。

 新大統領を選ぶための選挙は来月28日に行われる。(c)AFP