【5月24日 AFP】スペインがパレスチナ自治区を国家として正式に承認すると表明したことを受け、イスラエルのイスラエル・カッツ(Israel Katz)外相は24日、在エルサレムのスペイン領事館とヨルダン川西岸(West Bank)のパレスチナ人との「関係を断絶させる」と述べた。

 カッツ氏はX(旧ツイッター)への投稿で「在イスラエル・スペイン領事館とパレスチナ人の関係を断絶させる。エルサレムのスペイン領事館がヨルダン川西岸のパレスチナ人に業務を提供させないようにする」と述べた。

 同氏は「スペインがパレスチナ国家を承認し、またスペイン副首相が『川から海までパレスチナを解放せよ』という反ユダヤ主義的な呼び掛けを行った」ことへの対応だとしている。

 断絶に向けてイスラエル側がどのように動くかは現時点では定かではない。(c)AFP