【5月24日 AFP】23-24NBAは23日、イースタンカンファレンスのプレーオフ決勝(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)はインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を126-110で下し、2勝0敗でシリーズをリードした。

 リーグトップの64勝でレギュラーシーズンを制したセルティックスは、ポストシーズンのカンファレンス準決勝までの2シリーズでいずれも第2戦を落としていたが、この日の勝利で主導権を握ったまま、敵地で迎える25日の第3戦に臨むことになった。

 第1戦で勝負をオーバータイムに持ち込む3ポイントシュートを決めていたジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)は、この日もプレーオフ自己最多タイの40得点でチームをけん引。アシストこそ2本にとどまったものの、ジョー・マズーラ(Joe Mazzulla)ヘッドコーチ(HC)は、チームメートを攻撃に絡ませる良い働きをしていたと評価した。

 セルティックスは他に、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)がスロースタートながら23得点、デリック・ホワイト(Derrick White)が23得点、ジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)が15得点、10アシストでチームに貢献した。

 一方のペイサーズは、パスカル・シアカム(Pascal Siakam)がチーム最多の28得点、タイリース・ハリバートン(Tyrese Haliburton)が10得点、8アシストを記録したが、チーム全体で16本のターンオーバーを犯した。

 また、ハリバートンはレギュラーシーズン中から問題のあったハムストリングを負傷。第3クオーターの途中でベンチに下がってそのまま戻らず、チームは得意とするホームでの第3戦を前に新たな不安に直面している。

 リック・カーライル(Rick Carlisle)HCは、ハリバートンがすでにハーフタイムに脚の治療を受けていたと明かした。同選手はブラウンとリバウンドを争った際に胸も打ちつけており、24日と25日に詳細な結果が判明する見通しであるとした。(c)AFP