【5月24日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)は23日、今季限りで退任したデビッド・モイーズ(David Moyes)監督の後任として、スペイン出身のフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)氏(57)が就任すると発表した。

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 契約期間は2年で、3年目はオプションとなっている。

 ロペテギ氏は、本拠地ロンドン・スタジアム(London Stadium)を「大いに盛り上げたい思い」でウェストハムに来たとコメントし、「この挑戦にわくわくしている」と述べた。

 ロペテギ氏はスペイン代表監督を務めていた2018年、W杯ロシア大会(2018 World Cup)後にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)の監督就任のために退任すると表明し、W杯の開幕直前に解任された。

 ところが、就任先のレアルではわずか14試合しか持たず、1-5で大敗したFCバルセロナ(FC Barcelona)戦後に解任された。

 2019-20シーズンには、セビージャFC(Sevilla FC)をヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)制覇に導き名声を回復し、22-23シーズン途中に当時プレミア最下位だったウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)の監督に就任。チームを降格危機から救って13位でシーズンを終える素晴らしい手腕を発揮したが、今季開幕直前に退任し、その後は無所属となっていた。(c)AFP