【5月23日 AFP】ロシア軍がウクライナ東部に大規模攻撃を開始した今月10日以降、ハルキウ(Kharkiv)州では、これまでに約1万1000人が避難した。同州知事が23日、明らかにした。

 オレグ・シネグボウ(Oleg Synegubov)知事はテレグラムに「計1万980人が避難した」と投稿した。

 ロシア軍は国境近くにあるリプツィ(Lyptsi)などの集落やボウチャンスク(Vovchansk)の町に向けて進軍。多くの住民が避難を余儀なくされた。

 米シンクタンクの戦争研究所(ISW)のデータによると、ロシア軍は今月9~15日にウクライナの領土278平方キロメートルを制圧した。(c)AFP