【5月23日 CGTN Japanese】中国で「国宝」といわれるジャイアントパンダは、近年、人気の高まりと共に、アイドルパンダと呼ばれる個体も続々と登場しています。中でも最も有名なパンダと言えば、中国西部の四川省にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(成都基地)で生まれ育ったメスの「和花(ホーファ)」で、「花花(ファーファ)」という愛称で国内外のパンダファンに親しまれ、4月には成都文化観光栄誉局長にも就任しました。

 最近、そのファーファ人気を脅かす存在として注目を集めているのが、ファーファと同じ成都基地で暮らす「北辰(ベイチェン)」です。2022年7月10日に同基地で生まれ、現在1歳10か月のオスのパンダです。その人気の秘密は、母親・「北川(ベイチュアン)」譲りの丸い顔と「いつも微笑んでいる」と言われる甘い表情です。

 ベイチェンの母であるベイチュアンは、2008年に発生した四川大地震の際、同省綿陽市北川チャン族自治県で保護された野生のパンダでした。保護された当時は衰弱状態でしたが、回復後は類まれな美貌で、「パンダ基地の花」と称されるように。また、ベイチュアンはその丸い顔から、「川包包(川まん:四川の肉まんという意味)」という愛称も付けられました。その子どもであるベイチェンも母から丸顔とニックネームを受け継ぎ、「小川包(小さな川まん)」と呼ばれるようになりました。現在は、そのキュートな表情で、見る人を思わず笑顔にすることから、パンダファンに「小甜包」と呼ばれています。小甜包とは、日本語に直訳すれば「小さな甘いまんじゅう」になりますが、「まん丸のかわいい子」という意味合いがあります。最近、「小甜包」をキーワードに、多くのベイチェンの動画がネット上に投稿され、日本など海外での人気も高まっています。その人気の急上昇ぶりには、ファーファのファンも動揺しているとか。

 ベイチェンの人気を表すように、中国の国営放送である中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)日本語部はこのほど、公式アプリやYoutubeのチャンネルなどでベイチェンのライブ配信を実施することを発表しました。ライブ配信では、日本語によるベイチェンの解説を交えながら、成都基地の密林探索エリアの星漢館で暮らしているベイチェンの様子を紹介します。

 このライブ配信はCMGのIPandaチャンネルと共同で行われ、CMG日本語部公式アプリ「KANKAN」のほか、Youtubeチャンネル「AちゃんのChinanow」(@achinanow9185)などで、5月24日(金)17時半(日本時間)から配信されます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News