アンドレッティ、F1のCTOシモンズ氏と契約
発信地:マイアミ/米国
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【5月22日 AFP】将来のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)参戦を目指す米モータースポーツチームのアンドレッティ・グローバル(Andretti Global)が、ルノー(Renault)やウィリアムズ(Williams)で最高技術責任者(CTO)を務めたパット・シモンズ(Pat Symonds)氏と契約を結んだ。
英国出身のシモンズ氏は、エンジニアリング部門の上級顧問として加入する。2017年からはF1でCTOを務めており、F1との解約が完了し次第、英シルバーストーン(Silverstone)の新拠点でチームの一員となる。
チームのマイケル・アンドレッティ(Michael Andretti)会長兼最高執行責任者(CEO)は「パットをアンドレッティファミリーに迎え入れることができて、これ以上ないほどうれしい」と話し、「空力と車両運動力学、F1のパワーユニット(PU)に対するパットの鋭い理解は、戦えるチームの構築を目指すわれわれの力になるはずだ」と期待した。
アンドレッティは今年1月、競争力に不安があることを理由に、2025年または26年からのF1参戦の申請を却下された。それでも米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors)が独自のパワーユニットを生産する計画を立てており、28年からF1に参入するという可能性は残されている。(c)AFP