レアル乱打戦でドロー、ソシエダは来季EL出場決定
このニュースをシェア
【5月20日 AFP】23-24スペイン1部リーグは19日、第37節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はアレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)に4得点を奪われ、ビジャレアル(Villarreal CF)と4-4で引き分けた。
6月1日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)決勝に向けて準備を整えているレアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、控え選手中心のメンバーを組んだが、14分に19歳アルダ・ギュレル(Arda Guler)のゴールで先行すると、30分にはホセル(Joselu)の得点でリードを広げた。
ソーロートに1点を返されたものの、レアルは直後にルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)が3点目を決め、さらにアディショナルタイムには再びギュレルが得点を挙げた。
それでもソーロートは48分、52分と立て続けにゴールを決めてハットトリックを達成。さらにその4分後には見事なチームプレーから同点ゴールを決め、23ゴール目でリーグ戦得点王争いの単独トップに浮上した。
アンチェロッティ監督は「(失点については)心配していない。非常にオープンな試合で、攻撃的なサッカーをしていたから、必要以上に失点してしまったかもしれない。だからと言って何も変わらない。(チャンピオンズリーグの)決勝がこうなる必要はない」と述べた。
一方でFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-0でラージョ・バジェカノ(Rayo Vallecano)を下し、2位の座を確定させた。
クラブ通算50戦目となった16歳ラミネ・ヤマル(Lamine Yamal)のアシストからロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が先制点を決めたバルセロナは、さらにペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri’)が2ゴールを挙げた。
レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は2-0でレアル・ベティス(Real Betis)に勝利し、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2024-25)出場権を確保。ブライス・メンデス(Brais Mendez)の完ぺきなFKで先制するとミケル・メリーノ(Mikel Merino)が追加点を決め、6位の座を確定させた。
アブデ・エザルズリ(Abde Ezzalzouli)のPKがセーブされ、アヨセ・ペレス(Ayoze Perez)のゴールが取り消されたベティスは、7位にとどまりヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2024-25)への出場が決まった。
18位のカディス(Cadiz CF)は0-0でラス・パルマス(UD Las Palmas)と引き分け、降格が決定した。(c)AFP/Rik Sharma