【5月19日 AFP】23-24NBAは18日、ウエスタンカンファレンス準決勝(7回戦制)の1試合が行われ、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)は117-116でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)に逆転勝ちし、通算4勝2敗でカンファレンス決勝に進出した。

 マーベリックスのカンファレンス決勝進出は直近3シーズンで2度目で、決勝では昨季王者のデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)かミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)と対戦する。両チームの準決勝は最終第7戦が19日に行われる。

 マーベリックスはルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が29得点、10リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成したほか、カイリー・アービング(Kyrie Irving)とデリック・ジョーンズJr.(Derrick Jones Jr.)が22得点、デレック・ライブリー2世(Dereck Lively II)がベンチスタートから12得点を決めた。

 試合はサンダーが16点リードで前半を折り返したが、ホームのマーベリックスは残り2秒強でPJ・ワシントン(P.J. Washington)が決勝の連続フリースローを決め、最大17点差をひっくり返して逆転勝ちを収めた。

 サンダーは今季の最優秀選手(MVP)最終候補まで残ったシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)が36得点でチームをけん引したが、最後にフリースローにつながるファウルを犯した。

 ギルジアス・アレクサンダーは試合後、「もしあの瞬間に戻れるならファウルはしないで彼(ワシントン)に打たせるだろう」と悔やみ、「バスケットボールでは勝つときもあれば負けるときもある。ミスはしてしまうものだ」と反省した。(c)AFP