【5月19日 AFP】24F1第7戦のエミリアロマーニャGP(Emilia-Romagna Grand Prix 2024)開幕を前に、30年前にイモーラ・サーキット(Imola Circuit)で命を落としたアイルトン・セナ(Ayrton Senna)氏らの追悼イベントが16日に行われた。

 セナ氏は1994年にこのサーキットで行われたサンマリノGP(San Marino Grand Prix)でクラッシュし、帰らぬ人となった。しかしそれから30年がたつ今も、その名前と名声、残したものはこの美しいサーキットに息づいている。大胆で積極的な走りと思慮深い性格で知られるセナ氏は、今もドライバーやサーキットを埋め尽くしたファンの憧れであり続けている。

 18日に行われた予選で3番手までのタイムを記録したレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)、マクラーレン(McLaren)のオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)、ランド・ノリス(Lando Norris)を含め、現役ドライバーの多くはセナ氏が死亡したときにはまだ生まれていなかった。それでも各ドライバーたちは16日、雨の中でコースへ姿を見せ、1周の追悼ランを行った。

 今回の特別な行事はセナ氏、さらに同氏の1日前に予選で命を落としたオーストリア出身の新人ローランド・ラッツェンバーガー(Roland Ratzenberger)氏をしのんで行われた。

 企画したのはF1で総合4連覇の実績を残したセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)氏。2022年限りで引退した後も、レース外の活動で先頭を行くベッテル氏の呼びかけに、ドライバーは全会一致で応じ、二人のヘルメットの前に整列すると、セナ氏の家族と一緒に、オーストリアとブラジルの国旗を手に記念撮影を行った。(c)AFP