ペイサーズがニックス下し3勝目 決着は最終第7戦へ
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【5月18日 AFP】23-24NBAは17日、イースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)の1試合が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)が116-103でニューヨーク・ニックス(New York Knicks)を下し、戦績を3勝3敗として勝負を最終第7戦に持ち込んだ。
ペイサーズはパスカル・シアカム(Pascal Siakam)がチーム最多の25得点、タイリース・ハリバートン(Tyrese Haliburton)が15得点、9アシスト、マイルス・ターナー(Myles Turner)が17得点を稼ぐなど6人が2桁得点を記録し、ホームで大きな一勝を挙げた。
敵地での第5戦に惨敗して崖っぷちに立たされていた中、ペイサーズは積極的なプレーでペイントエリアでの得点やリバウンド本数で相手を上回った。さらに、必死のルーズボール回収に合計8ブロック、合計35アシストで攻撃を循環させ、ニックスの大黒柱ジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)へのマークも終始徹底していた。
これで、今ポストシーズンのホーム戦を6勝0敗としたペイサーズだが、19日の第7戦は敵地マディソン・スクエア・ガーデン(Madison Square Garden)で挑む。
ハリバートンは「シリーズはあと1試合で、いちかばちかの勝負だ」「(マディソン・スクエア・)ガーデンほど第7戦にふさわしい場所はない」と意気込むと、「このシリーズでは、どちらもロードで勝っていないから、48分間の最初から最後まで戦い抜く準備が必要だ」と気を引き締めた。
一方、ニックスは第4クオーターにジョシュ・ハート(Josh Hart)が腹部を痛めて退場した。ハートは第1クオーターから上腹部の違和感に悩まされている様子を見せていた。
チームではすでにジュリアス・ランドル(Julius Randle)、ボヤン・ボグダノビッチ(Bojan Bogdanovic)、ミッチェル・ロビンソン(Mitchell Robinson)が離脱していた中、第2戦ではOG・アヌノビー(O.G. Anunoby)がハムストリングを痛めており、また新たに負傷者を出してホームに戻ることになった。(c)AFP