【5月18日 CGTN Japanese】中国中東部に位置する安徽省量子コンピューティング工程研究センターはこのほど、中国の第3世代自主開発超伝導量子コンピューター「本源悟空」のコア部品である高密度マイクロ波相互接続モジュールの国産化に成功したと発表しました。

 量子チップは「量子コンピューターの頭脳」に例えられ、極低温環境で動作する必要があり、高密度マイクロ波相互接続モジュールは「ニューラルネットワーク」のようなもので、同モジュールには重要な「線」、極低温特殊高周波同軸ケーブルがあります。この線により、高密度マイクロ波相互接続モジュールは正確に信号を伝送し、熱を遮断することができ、「量子コンピューターの頭脳」と外部設備との間に、高速かつ安定した量子情報伝送ルートを確立することができます。

  この国産化された高密度マイクロ波相互接続モジュールは100ビット以上の量子チップにマイクロ波信号を伝送するルートを提供することができ、極低温漏洩環境下で温度帯をまたいだマイクロ波信号の安定伝送を実現します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News