ミランが今大会2度目の区間制覇 ジロ・デ・イタリア
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【5月16日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2024)は15日、第11ステージ(フォイアーノディバルフォルトレからフランカビッラアルマーレ、207キロメートル)が行われ、リドル・トレック(Lidl Trek)のヨナタン・ミラン(Jonathan Milan、イタリア)が大混戦の集団スプリントを制し、今大会2勝目を挙げた。
アドリア海(Adriatic Sea)を北上する楽なステージを過ごしたスプリンターと総合上位を争う選手たちの一団は、向かい風の中で長い直線の最後のスプリント勝負に入った。
その終盤にはクラッシュが発生して選手数人が転倒する中、ミランはスーダル・クイックステップ(Soudal Quick-Step)のティム・メルリエ(Tim Merlier、ベルギー)を振り切り、今大会2度目の区間制覇を飾った。
メルリエはその後危険なライディングがあったとして降格処分となり、ステージ2位にはアルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のカーデン・グローブス(Kaden Groves、オーストラリア)、同3位にはポルティ・コメタ(Polti Kometa)ジョバンニ・ロナルディ(Giovanni Leonardi、イタリア)が入った。
総合争いではUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が総合首位のマリアローザ(ピンクジャージー)を維持。同2位につけるボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のダニエル・マルティネス(Daniel Martinez、コロンビア)との2分40秒差、同3位につけるイネオスのゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)との2分56秒差を守った。(c)AFP