【5月16日 CGTN Japanese】中国南部の雲南省・元謀県でこのほど、「中国で最も美しい小鳥」と呼ばれる国家二級保護動物のハリオハチクイが県内の金沙江、勐岡河沿岸、さらに同村平田郷華竹地区の道路沿いの砂質のがけに生息していることが確認されました。

 ハリオハチクイは熱帯鳥で、喉は鮮やかな栗色で目の部分には黒色の帯が通っており、さらに緑色の翼と背中や青色の尾があり、飛んでいる時には翼の下部にオレンジ色の羽が見えることで知られています。

 ハリオハチクイは極めて巧みに飛んで空中で捕食することが上手で、さまざまな難しい飛び方をすることでトンボや蝶、ミツバチなどの昆虫を捕まえます。独特なのは捕食の方法だけでなく、巣作りも、砂の壁や土壁に長さ1メートル以上も穴を掘る特別なやり方です。ハリオハチクイは巣の内部に柔らかい砂や羽が敷いて産卵し、孵化させてひなを育てます。幼鳥は成鳥と同様に羽が生えそろうと巣を離れて独立して生活します。

 元謀県林業草原局の職員によると、ハリオハチクイが元謀県で巣を作ることを選んだのは、気候条件が適切な場所であるだけでなく、より多くは、県がここ数年にわたり生物多様性保護を積極的に推進してきたことの成果とのことです。元謀県の関係部門は警告看板や防護網を設置し、カマバアカシアやマホガニーなどを栽培するなどで、ハリオハチクイの生息に適した生態環境を構築し、この美しい小鳥が安心して子孫を繁栄させることができるようにしました。

 元謀県の関係部門はさらに、今年になってからハリオハチクイの生活と成長の様子を随時観察するために、生息地周辺に映像監視装置を設置したとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News