【5月16日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2023-24)は15日、決勝が行われ、ユベントス(Juventus)はドゥシャン・ブラホビッチ(Dusan Vlahovic)がこの試合唯一の得点を挙げて1-0でアタランタ(Atalanta)を下し、通算15回目の優勝を飾った。

 ブラホビッチは開始4分、アンドレア・カンビアーゾ(Andrea Cambiaso)のスルーパスに抜け出すと今季公式戦18点目となる決勝点を奪い、約60年ぶりとなるアタランタのタイトル獲得を阻止した。

 ユベントスは今年1月末からこの日を迎えるまでわずか3勝にとどまっていたが、ブラホビッチのゴール以降相手をいらだたせた。ブラホビッチは後半にオフサイドで得点が取り消される場面もあった。

 国内で最も成功を収めて人気が高いながらも、この数シーズンはインテル(Inter Milan)やACミラン(AC Milan)、ナポリ(SSC Napoli)の陰に隠れていたユベントスは、これで3シーズンぶりのタイトル奪取となった。

 終盤に退席処分を受けたユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、成績不振を受けて今夏に解任されるとの臆測が流れており、2期目の政権が終わりを迎えるとみられている。

 指揮官は伊メディア大手メディアセットに対し、「報道では私はすでに解任されているから、来季仮にそうなったとしても、われわれは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)に出場し、トロフィーを獲得したことになる。やるべきことをすべてやり遂げて、チャンピオンズリーグ出場権を手にした。決勝では勝利のために選手たちはよく頑張った」と述べた。

 アタランタは伝統的なプロビンチア(地方都市クラブ)としては見事なシーズンを過ごし、1962-63シーズンのイタリア杯制覇以来となるタイトル獲得が期待されていた。

 しかし、攻撃志向の強いアタランタでも枠内シュート1本に抑え込まれるなど、組織だったユベントスの守備陣を突破するすべを見いだせず、残り約10分で迎えた最大のチャンスもアデモラ・ルックマン(Ademola Lookman)のシュートが枠に阻まれた。

 アタランタは今後、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得と来週のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)決勝に注力することになる。(c)AFP