【5月15日 AFP】23-24NBAは14日、各地でプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)は112-97でミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)を下し、3連勝を飾った。

 戦績を0勝2敗とされていた昨季王者のナゲッツは、ニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)の40得点の活躍もあり、2年連続のウエスタンカンファレンス決勝進出に王手をかけた。

 試合前に今季の最優秀選手(MVP)賞のトロフィーを授与されたヨキッチは、すぐさま自身の価値を改めて示し、前半だけで19得点を挙げるとチームも50-44のリードを奪った。

 第3クオーターに一時ティンバーウルブズに逆転を許したナゲッツだったが、このクオーターにヨキッチが16点を決めるなどして大きくリードを奪い、そのまま逃げ切った。

 ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)は前の試合で44得点を記録していたが、この日のナゲッツ守備陣はエドワーズの得点を18に抑え込んだ。

 イースタンカンファレンスではニューヨーク・ニックス(New York Knicks)がインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)を圧倒し、121-91で快勝を収めてこちらも戦績を3勝2敗とした。

 32点差で第4戦を落としていたニックスは見事な立ち直りを見せ、ジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)は44得点、7アシスト、4リバウンドを記録。またチームはリバウンド争いでペイサーズを圧倒し、アイザイア・ハーテンシュタイン(Isaiah Hartenstein)が17リバウンド(うちオフェンシブで12)、ジョシュ・ハート(Josh Hart)が11リバウンド(うちディフェンシブで9)の数字を残した。

 ブランソンは足のけがなどの懸念もあってここ2試合は影を潜めていたが、本調子を取り戻すプレーを見せた。

 17日に行われる敵地での一戦を制すれば、ニックスは24年ぶりとなるカンファレンス決勝に駒を進めることになる。(c)AFP