【5月14日 CGTN Japanese】 マクドナルドの中国公式サイトは13日、最近の報道に関する声明を発表しました。

 声明は、「メディアの監督と報道に感謝する。われわれは現地の市場監督管理部門と積極的に協力して調査と確認をおこなっている。いかなる運用基準違反に対しても、決して容赦せず、厳正に対処する」としたうえで、「問題の店舗が影響を与えたことを深くおわび申し上げる。われわれには、店舗の運営規範の実施をさらに強化し、すべての店舗と従業員に正しい価値観を伝えることを堅持する責任がある」としました。

 13日、「マクドナルドがラベルを変えて期限切れの食材を延命」というニュースがネットで話題になりました。

 報道によると、最近、記者が中国中東部の河南省鄭州市にあるマクドナルド鄭州卓越農連店と中国東部の山東省済南市にあるマクドナルド済南大学店に相次いで潜入し、いずれの店舗でも食品の期限表示の改ざん、期限切れ食材の使用、期間切れ食品の販売、手抜きなどの問題を発見しました。鄭州卓越農連店には、揚げ油の品質が基準不適合という問題もありました。

 マクドナルドは1990年に中国市場に進出し、2023年末までに中国で5500店舗超を展開しています。中国は現在、マクドナルドにとって世界第2位の市場となっています。マクドナルドの公式発表によると、マクドナルド中国は2028年に1万店を突破するという目標を掲げています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News