【5月14日 Xinhua News】中国の上海自由貿易試験区臨港新片区(エリア)管理委員会はこのほど、米電気自動車(EV)大手テスラが上海に建設する大型蓄電システム「メガパック」生産工場プロジェクトが、施工許可証を取得したことを明らかにした。テスラにとって米国以外の蓄電池ギガファクトリープロジェクトはこれが初となる。

 新工場の総投資額は約14億5千万元(1元=約22円)。敷地面積は約20万平方メートルで、2025年第1四半期に稼働開始を見込む。

 年間1万台の生産を予定しており、蓄電規模は40ギガワット時(GWh)近くに上る。各商用蓄電池は3メガワット時以上の充電量を蓄え、再生可能エネルギーシステム、ピーク管理などさまざまな用途に活用できる。(c)Xinhua News/AFPBB News