【5月13日 CGTN Japanese】中国航空工業集団によると、中国が自主開発した水陸両用機「AG600」がこのほど、初の夜間飛行試験を実施しました。試験は順調に終了したとのことです。

 水陸両用機「AG600」は予定通りに陝西省蒲城国家民間機試験飛行基地を日没前に離陸しました。飛行時間は約3時間続き、累計9回の発着を実施しました。

 夜間飛行試験で最も重要なのは離陸と着陸の二つの段階で、試験では主に機体の照明システムについて評価と検証を行いました。中でも夜間飛行能力の重要な条件である航空機が夜間にも操縦士に十分な照明を提供すると同時に、眩光、反射光、ハレーション、直射光といった不利な現象が発生しないことが確認されました。

「AG600」の飛行試験チームは今後も、飛行試験科目の手配をさらに改善し、年内の型式証明(TC)取得を目指します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News