【5月14日 Xinhua News】中国のアパレル系越境電子商取引(EC)「SHEIN(シーイン)」がこのほど、米国百貨店最大手メイシーズとスポーツブランドのナイキを抜き、通販最大手アマゾンと小売大手ウォルマートに次いで米国3位のファッションEC業者となったことがわかった。世界有数のビジネスデータプラットフォームを提供する独スタティスタが、ECに特化した調査会社の独ECDBの最新データを引用する形で明らかにした。

 ECDBのデータによると、2023年のファッション販売額はアマゾンが123億ドル(1ドル=約156円)、ウォルマートが89億ドル。SHEINは81億ドルでメイシーズの64億ドル、ナイキの45億ドルより多かった。

 米調査会社モーニング・コンサルトが発表した23年の「米国の急成長ブランドトップ10」でも、SHEINは対話型人工知能(AI)「ChatGPT」やChatGPTを開発した米「オープンAI」、SNSの「フェイスブック」、飲料の「コカ・コーラ」など世界的に有名なブランドとともに選ばれ、ファッションブランドとして唯一ランクインを果たした。(c)Xinhua News/AFPBB News