【5月12日 AFP】米メジャーリーグサッカー(MLS)は11日、各地で試合が行われ、イースタンカンファレンスの首位インテル・マイアミ(Inter Miami)は2点差をひっくり返してモントリオール・インパクト(Montreal Impact)に3‐2で勝利し、5連勝を飾った。

 今季は試合の立ち上がりが遅い癖のあるマイアミは、この日も22分に先制点を奪われると、さらに32分には追加点を許し、3月のホームでの前回対戦に続いてモントリオールに勝ち点を譲るかに見えた。

 それでもマイアミは44分、厳しいタックルを受けてリオネル・メッシ(Lionel Messi)が一時的にピッチを離れている中でFKを獲得。メッシが得意とする位置からだったが、代役のマティアス・ロハス(Matias Rojas)が壁の上を越えて曲がる見事なシュートを突き刺して1点を返した。

 するとマイアミは前半アディショナルタイム、低いCKが流れたボールをルイス・スアレス(Luis Suarez)が押し込んで今季リーグ戦11点目を決め、同点に追いついた。

 見違えるチームになったマイアミはさらに59分、ロハスが押し上がっていたモントリオールのディフェンスラインの裏を突く浮き球のパスを出すと、抜け出したベンジャミン・クレマスキ(Benjamin Cremaschi)が3点目をねじ込んだ。

 終盤にモントリオールはプレッシャーを強めたが、マイアミはしっかり逃げ切って今季13戦で8勝目を挙げた。(c)AFP