【5月12日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2024)は11日、女子シングルス3回戦が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は第10シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)を6‐3、6‐3で下し、16強入りを決めた。

 第1子出産に伴うツアー離脱により現在世界ランキング173位に後退している大坂だが、今大会は好調ぶりを見せていまだに1セットも落としていない。

 大坂は「ここに至るまでどれほどの努力が必要だったかは分かっているので、健康であることに感謝している」とし、「自分の居場所だと思っているところに戻れるよう、必死に頑張っている感じ」とコメントしている。

 4回戦では第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)と対戦する。

 セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)以来となる通算3度目の大会制覇を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐3、6‐4でユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を退けて快勝。次戦はアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)と相まみえる。

 また、第3シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は6‐1、0‐6、6‐3でジャクリーヌ・クリスティアン(Jaqueline Cristian、ルーマニア)に勝利し、パウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)との4回戦に駒を進めた。(c)AFP