横浜FMがアル・アインに逆転で先勝、ACL決勝第1戦
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【5月12日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2023-24)は11日、決勝第1戦が行われ、横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)は2-1でアル・アイン(Al Ain FC、アラブ首長国連邦<UAE>)から逆転勝利を収め、大会制覇へわずかに先行した。
試合は12分にモハメド・バルーシ(Mohammed al Baloushi)のゴールでアル・アインが先制したが、横浜も72分、ヤン・マテウス(Yan Matheus)のクロスに植中朝日(Asahi Uenaka)が頭で合わせて追いついた。
さらに迎えた試合終了6分前、交代出場の渡辺皓太(Kota Watanabe)が決勝点を奪取。一度はオフサイドの旗が上がったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認でゴールが認められ、横浜が2週間後にUAEで行われる第2戦に向けて貴重なリードを手に入れた。
横浜のハリー・キューウェル(Harry Kewell)監督とアル・アインのエルナン・クレスポ(Hernan Crespo)監督が顔を合わせるのは、二人が現役選手だった2004-05シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2004-05)の決勝以来、およそ20年ぶりとなる。
そのときは、クレスポ監督が所属するACミラン(AC Milan)が前半だけで3-0とリードしたが、キューウェル監督がプレーしていたリバプール(Liverpool FC)が後半に追いつき、PK戦の末に優勝する有名な大逆転劇を達成した。
キューウェル監督は今季からF・マリノスを指揮し、わずか4か月でチームを決勝に導いている。(c)AFP