【5月12日 CGTN Japanese】中国上場企業協会（CAPCO）の最新データによると、2023年の中国上場企業の年間研究開発投資額は計1兆6000億元（約34兆4294億円）で、研究開発強度は2.21％でした。そのうち、国有上場企業の研究開発投資額は7700億元（約16兆5692億円）で、研究開発投資額上位100社のうち、61社は国有上場企業でした。一方、民営上場企業の場合、研究開発強度は3.75％で、平均レベルを上回っています。

　上海証券取引所（SSE）のデータによると、メインボード上場企業の2023年の研究開発投資額は前年比5％増の約9000億元（約19兆3666億円）で、3年連続で成長を保っています。そのうち、138社の年間研究開発投資額は10億元（約215億円）を超えました。航空設備、電力、通信サービスなどの分野では、研究開発投資額の成長率は30％を上回っています。新興ハイテク企業向け市場である「科創板」上場企業の研究開発投資額は前年比14.3％増の計1561億2000万元（約3兆3595億円）で、うち83社は3年連続で20％以上の伸びをキープしました。

　北京証券取引所では、上場企業の2023年の年間研究開発投資額は前年比6.37％増の87億元（約1872億円）で、3年連続で増加しました。7割以上の企業の研究開発投資額は前年より増加し、平均の研究開発強度は5.01％で、36社は10％以上の研究開発強度を実現しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News