【5月8日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグは7日、リーグの財務規定に違反したとして勝ち点4の剥奪処分を科したノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)の異議申し立てを棄却した。

 これによりフォレストは、今季リーグ戦2試合を残して降格圏と3ポイント差の勝ち点29で17位にとどまることになった。

 フォレストは、収益性と持続可能性に関する規則(PSR)で定められる6100万ポンド(約118億円)の損失の基準額を3450万ポンド(約66億8000万円)超過したとして、3月に処分を受けていた。これを受けてクラブはすぐさま控訴の意向を示したが、独立控訴委員会は2022-23シーズンまでの3シーズンの査定期間に関連する当初の罰則を支持した。

 通常、プレミアリーグの各クラブは3年間に1億500万ポンド(約203億円)までの損失を許容されているが、チャンピオンシップリーグ(2部)で戦ったシーズンにつき2200万ポンド(約42億6000万円)減額される。2022年5月にプレミアに昇格したフォレストは、査定期間3年間のうち2シーズンでチャンピオンシップに在籍していた。(c)AFP