【5月7日 AFP】23-24イングランド・プレミアリーグは6日、第36節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は0-4でクリスタルパレス(Crystal Palace)に惨敗。チームは8位に後退し、来季の欧州大会出場を逃す危機にさらされている。

 オリバー・グラスナー(Oliver Glasner)監督が就任してから復調が続くパレスは、ミカエル・オリーズ(Michael Olise)が2得点、さらにジャン・フィリップ・マテタ(Jean-Philippe Mateta)とタイリック・ミッチェル(Tyrick Mitchell)がゴールを決めた。

 就任2年目のエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督はチームの衰退に歯止めがかけられておらず、指揮官交代が近づいている可能性もある。

 テン・ハーフ監督は試合後「私は戦い続けるし、自分にできる最善の方法でチームを準備した。はるかに十分ではなかったが。だからこそ、その責任は私が負わなければならない」と述べた。

 ユナイテッドが1989-90シーズン以降に欧州大会出場を逃したのは一度のみで、その13-14シーズンはデビッド・モイーズ(David Moyes)氏の下で7位に終わった。モイーズ氏は当時、シーズン4試合を残して解任されている。
 
 プレミアリーグ創設以降、一度も7位以下になったことのないユナイテッドだが、12日にはタイトルを追いかけているアーセナル(Arsenal)と本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)での対戦を控えており、その記録を更新する危機にひんしている。(c)AFP