【5月1日 AFP】米空軍は4月30日、F16戦闘機がニューメキシコ州のホワイトサンズ国立公園(White Sands National Park)に墜落したと発表した。

 同州のホロマン空軍基地(Holloman Air Force Base)のフェイスブックへの投稿によると、搭乗していたのはパイロット1人で、墜落する前に脱出した。身元は明らかにされていないが、治療のために搬送されたという。

 同基地は、「搭載されていた有害物質への暴露を防ぐため、緊急要員以外は当該地域を回避するよう」勧告している。また専門官のチームが事故原因の調査を開始したことを明らかにした。

 国立公園の周囲は、1945年に史上初の原爆実験が行われたホワイトサンズ・ミサイル実験場(White Sands Missile Range)となっており、現在も兵器やミサイルの実験が毎年数百回単位で行われている。(c)AFP