【4月29日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は28日、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のマーク・デイグノート(Mark Daigneault)氏を今季の最優秀ヘッドコーチ(HC)に選出したことを発表した。

 39歳のデイグノート氏は、今季でチームを率いて4シーズン目。サンダーから最優秀HCが選ばれるのは、2009-10シーズンのスコット・ブルックス(Scott Brooks)氏に続いて2人目となる。

 今季はレギュラーシーズン最高となる57勝25敗の戦績を残し、ウエスタンカンファレンス第1シードでプレーオフに進出した。今季のサンダーは、イースタンとウエスタンに分かれた1970-71シーズン以降、カンファレンス最高成績でレギュラーシーズンを終えた中では、NBAでのプレータイム換算で最も若いチームだった。

 昨季は40勝42敗だったが、今季はそこから17勝を上積みして2019-20シーズン以来となるプレーオフに進出した。チームは2015-16シーズンを最後にプレーオフで勝ち上がることができていないが、現在はニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)とのカンファレンス1回戦で3勝0敗と突破に王手をかけている。(c)AFP