【4月28日 AFP】23-24フランス・リーグ1は27日、第31節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3-3で下位ルアーブルAC(Le Havre AC)と引き分け、リーグ優勝を決めるチャンスを逃した。

 PSGはこの試合に勝利すれば最多記録を更新する通算12回目、ここ12シーズンで10回目のリーグ優勝を決められたが、キックオフ時点で残留プレーオフに回る16位だったルアーブルに対して1-3とリードを許して終盤を迎えると、アクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)の得点、さらに後半アディショナルタイム5分のゴンサロ・ラモス(Goncalo Ramos)の同点ゴールでなんとか追いついた。

 それでも、2位ASモナコ(AS Monaco)との勝ち点差は残り4試合で12ポイントとなっており、モナコが28日のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦で引き分け以下なら優勝が決まる。

 チームはこの後5月1日に、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)準決勝第1戦のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのアウェーゲームが待っているため、24日のロリアン(FC Lorient)戦から先発10人を変更し、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)らをベンチスタートとした。

 ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督はドルトムント戦に向け「今のわれわれは今季最高の状態にあると思う。いい戦いができるはずだし、目標は決勝進出だ」とコメントした。(c)AFP/Andy SCOTT